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大和技研について

STORY of DAIWA SPIRIT
 揺るぎない「ものづくりの心」 それが「大和魂」

大和技研株式会社は、品質を何より大切にし、技術力を最大の誇りとする精密板金加工の付加価値創造企業です。 その理念は創業当初から変わることなく今に引き継がれています。

お客様にとっての「価値」を 共に考え生み出す企業に

大和技研株式会社 代表取締役 亀山祐介大和技研株式会社 代表取締役 亀山祐介

現在、大和技研が位置する大阪府門真市は、松下幸之助氏がパナソニック(旧社名:松下電器産業)を築き上げる拠点とし、日本の「ものづくり」の伝統が息づく工場集積地です。

1972年の創業当時、この地に金型やプレスを手がける工場は無数にありましたが、創業者が選んだのは、メーカーの開発部門と直接コミュニケーションを取りながら新製品の試作品を製造する独自の道でした。創業から43年を終え、2016年亀山祐介が社長に就任し、大和技研株式会社は第2ステージを歩み始めました。

高度成長期を経て日本経済が大きく発展した創業時代から一転。地球環境保全への志向、安全性への志向、生産性向上や標準化に向けた取り組みなどに対応しながら、複雑化、多様化する社会の変化に応えていくことが強く求められる時代を迎えています。大和技研はこの時代に歩を進める企業として存在意義を高めていこうと、新たな決意を固めました。

それは、ものづくりを通じ、お客様にとっての新しい価値、より大きな価値を創造し、提供できる企業になっていくことにほかなりません。常にお客様に寄り添い、試作から量産化への道筋を確立するという創業以来の姿勢を崩すことなく、これまで以上に知恵を絞り、発想を生かして、大和技研ならではのものづくりに全力を尽くすことを意味します。

納期・品質・コスト プラス提案力でご満足を提供

1972年の創業当時、日本経済の急進は、さまざまな生活家電を一般の家庭に浸透させました。メーカーは性能、耐久性、美しさの向上にしのぎを削り、開発部門の人々は寝る間も惜しんで新たな製品の開発に取り組んでいました。

大和技研株式会社の多品種小ロットによる提案型プロダクト

品質とスピードへの厳しい要求に確実に応えなくては、試作品製造業者としての明日はありません。ひたすら夢中に、真摯に取り組むことが、大和技研の技術力と対応力をさらに高度にはぐくんでいきました。

平行して、生産機械の性能も日進月歩の急進を遂げていました。精度が高まり、時代と共にアナログからデジタル化へと変化していきます。大和技研はそれらを業界に先駆けていち早く導入し、使いこなすことで取引先のシビアな要求に対応。しかも、経験と技術に裏打ちされた知見をもって、提案力のある試作品の提示や、新たな可能性に富んだ形状、加工等の提案をおこない、取引先のパートナー工場としての位置づけを確立していきました。

品質を何より大切にしながら、納期・コストに加え、提案力でお客様の信頼にお応えし、より高いご満足を提供することこそ、今に受け継がれている大和技研のものづくりの心「大和魂=DAIWA SPIRIT」です。

多品種小ロットのものづくり

大和技研株式会社

1990年代以降、日本の大手メーカーが、生産・製造の現場を積極的に海外シフト化するようになり、その傾向は現在も続いています。しかしその一方で、日本の企業にしかできない、容易にマネのできない技術が、世界的な注目を集めているのも事実です。

製造設備の充実を他に先駆けて進めてきた大和技研は、その製造ノウハウを大量生産の方向にのみシフトさせることはせず、多品種小ロットによる提案型プロダクトを柱とし、徹底した品質主義を貫いてきました。

納入先が、家電機器メーカー様から医療機器メーカー様へとシフトして行く中で、多品種小ロットのものづくりにこだわった大和技研の製品は、複雑、困難、繊細な製造ニーズに確実に対応することで、信頼を築いてきたのです。

創業期を支えた試作のロマン

大和技研株式会社 代表取締役 亀山彰男 大和技研株式会社 創業者 亀山彰男

創業時の大和技研は、家電製品の中でも、電子レンジ、石油機器、ガス機器などの試作開発に、技術と感性のありったけをそそぎました。そこには、それまで日本になかった新しい技術・製品を生み出し、世の中を豊かにする工業技術のロマンがありました。

創業者の亀山彰男は機械設計技術者。その経験を生かし、メーカーの開発担当者の悩みや思いを直に聴くことにより、彼らがイメージしているものを試作して、量産に対応する確かな形にすることができたのです。この独自の取り組みと技術力が、特色ある金型・プレス工場としての大和技研の信頼を高めていきました。

未来へつなぐ「大和魂」

社長の亀山は「魂を込めて製品を作り、作った製品に誇りを持てる企業でありたい」と願い、創業精神を引き継ぎながら、新たな取り組みにも果敢に挑んできました。

品質・環境のISO取得、生産性を高めるための最新鋭マシンの導入、若手技術者への技術継承と育成制度など時代に応じた体制の充実、そして、アイディアを生かした新たな価値の創造に力をそそぎ、お客様のご要望にお応えできるよう取り組んでいます。

お客様のご信頼に必ずやお応えする精密板金加工のパートナーとして、大和技研はこれからも「大和魂」が息づくものづくりを貫いてまいります。

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